ダンスは根性論ではうまくならない

とまこん

2011年06月30日 12:54

最近、食べ物ばかり載せていたので
大阪にいる友人に沖縄の美味しいものを食わせろー!と叱られました(笑)

今や沖縄よりも大阪や埼玉、長野県などの方が
はるかに暑くなっているので
水、塩、糖分をしっかりとって熱中症対策をしてくださいね。

沖縄もしかりですよ〜。


さて、食べ物ばかり載せていては何屋なのかわからないので
今日はダンスのうまくなるコツを整体屋視点で書いて行きます。


ダンスに限らず何事も
がんばりすぎないほうが良い事が多い。

自転車を乗るときだって
毎回毎回乗るだけよりも
少し休憩を持って、ドコを修正した方がいいのかと
考えてやる方が上達も早いし怪我も少ない。


ダンス等の先生の指導で使う言葉って難しくないですか?

長年、ダンスや体を動かして来た人は

膝を上げる
軸を真っ直ぐにして・・・腰は反らない!おばあちゃんの腰にならない!
背中を引き上げて・・胸を張らない!

という事は、感覚的に又は経験的にわかってくるのですが
大人からダンスや習い事をすると
必ずと言っていい程、この矛盾する表現に戸惑います。

その結果

必死に動きを観察して、体を動かしてみる

先生の指導が入る

???がありながらも体と頭を動かす

体が硬いからできないんだ!柔軟もやらなきゃ!

焦りが出てくる

よりダンスに時間をかける

成果が思うようにできず、気分が下がる

まぁ、ちょっと誇張して書いてみましたが
これにちかいことは経験あるかたもいると思います。

それだけ言葉の表現から
体を動かすのは難しいんです。


お客さんにダンスをされる方がいて
たまに、動きに関して相談されることがあります。
(僕はまったくダンスなんてしてませんよ)

ダンスを練習中に
先輩ダンサーから
『足をそんなに引いていたらだめだよ』って
注意されたそうです。

ちなみにスローフォックストロットの動きで。


スローフォックストロットは女性のバックが多いため、
なるたけたくさん下がったほうがいいと思っていたみたいです。

色々動いたけどダメだったので
質問されてきたとのこと。

僕の解答が
『みぞおちの部分から脚と思って動いてください。
 この部分に軸を感じるようにして。』

メールを頂いて
数日後の練習でうまく踊れたらしいのですが
別の先輩からまた違う注意を頂いた。

『足に異様に重みがある感じがして踊りにくい。。
 もっと安定して立って動いて欲しい。』

その方の頭はチンプンカンプン。

立って。。。動く?

そんでもってヘルプのメール。


最初の
みぞおちから脚の意識と
安定して立って動くっていうのは矛盾しているようだけど
同じ事を言っているんです。実は。

“みぞおちから足”の正しい意識を持つことができると
初めて“カラダの下に足を置く”ことができ、
“1歩1歩しっかり立ちながらも動く”ことができるようになる。

がむしゃらに動くことよりも
一つずつ動きを考えながら動く方が
問題点や課題を見つけられやすく
修正にかかる時間も少なくて済むようになります。

だから、僕の倶楽部でも
まじめにきっちりやる事は奨めていません。

好きな時に好きな回数を
継続することが一番の効果があるとおもってますから。


30代以降になにか学ばれる時は
根性論だけでは怪我の元になりますからね〜。

ぼちぼちやってみるといいですよ!




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