病気も情報!臨死体験から二足歩行へ
僕からの質問です。
皆さんは病気は好きですか?
おそらく、99%の方は『NO』と答えますよね?
だって、病気になると
痛い
辛い
キツい
動けない
思うように移動できない
食事制限される
お金がかかる
迷惑をかける
心配されるのが嫌
さまざまな想いがあると思います。
病気とは『悪』、『良くない事』だと思っている方が
ほとんどだと思います。
確かに、軽い、重い症状はあります。
ですが
世の中には病気になって良かったと言える人もいます。
僕も以前は病気になることは嫌でした。
ですが、ある事で認識がかわり
病気に対して今は
ちょっと見方が変わりました。
そのきっかけが
次のニュースでした。
死体験から生還した猿が二足歩行を始める
イスラエルの動物園で飼われる猿が、臨死体験を経た後、
突然2本足で歩き始めたとのこと。テルアビブにほど近いサファリパークの
飼育係によれば、猿のナターシャ(マカークザル・5歳)は2週間程前に、
胃腸の病気で臨死に至ったものの奇跡的に生還。
しかし回復後、突如として後ろ足2本だけを使い、
まるで人間のような姿勢でスタスタと歩き始めたという。
通常、猿は四つん這いになって歩くような姿勢と手足両方を使った姿勢、
それらの姿勢を交互に使って移動する。
しかしナターシャはほぼ人間と同じようにまっすぐに直立した姿勢で
2本足だけを用いて歩きはじめたのである。
(写真は現地の新聞に掲載されたナターシャの姿。)
ナターシャを看護した獣医のイガル・ホロヴィッツ医師によれば、
2週間前、ナターシャは他の三匹の猿と共に、
ひどい胃腸の病気を患っていることが確認され、
その後症状は悪化。ナターシャは臨死に至ったという。
「彼女は間違いなく死ぬものだと思っていました。
心機能もほぼ停止し、一時は呼吸も止まりかけましたからね。」
ホロヴィッツ医師は語った。
しかしその後医師らの尽力により、ナターシャの容態は奇跡的に回復。
そしてクリニックから動物園に戻るなり、
彼女は突如として2本足で歩き始めたのである。
ホロヴィッツ医師は「このような現象は聞いた事がない」としながら、
一つの可能性としては疾病による脳へのダメージが
何か彼女の行動変化を引き起こしたのではないかと推測している。
しかし時間が経つにつれ、ナターシャの行動は以前のように戻りつつある、
とホロヴィッツ医師は話している。
そんなんウソやろ〜と当時思っていたんですが
動画まで公開され
この事が事実なのかも・・・と思ったんです。
確かに、類人猿の骨の構造上、二足歩行するのは
もの凄く困難です。
あの猿回しですら何年もかけて
二足歩行できるように特別なトレーニングをするんですよ?
それをナターシャは病気を煩い、それから回復した後に
突然二足歩行をし始めた・・。
ちょっと忘れたのですが
お医者さんが書かれた本にこれと関連する事が
書かれていて、この謎が解けました。
じつは、コレって医療の現場では
似たような事が頻繁に起こるそうなんです。
つまりどういうことかというと
手に湿疹や怪我、水泡などができた患者、
昏睡状態から回復した場合
時々、疾患部位において
機能が以前より上がる事がったり
新しい能力が備わる事がある
ということなのです。
骨が骨折して、より固くなるという現象や
一度かかった風邪には免疫が付くといった事と
同じなのかもしれません。
そうかんがえると
病気を『情報』として考えるなら
やっかいなものじゃなくて
ある種の経験から成長、進化させてくれるもの
そんな風に考えられませんか?
僕はそう認識するようになって
病気に対していような不安もなくなりましたし
健康法に飛びつくこともなくなりました。
病は気から。
ロシアにはイメージ療法だけで
がんを克服した少年もいます。
これをとんでも話と受け取るのか
事実としてとりあえず信じるかは
人それぞれですが
僕は、不安もなく元気で
その人の自由意志で意思決定できる
人生こそがたとえ病気であっても
幸せだと思います。
病気を不安や恐怖から解き放たれ
自分の可能性を押し込めず
ぜひここを訪れる方が
幸せに人生を自己決定して生きて欲しいと思います。
ニホンザルは、ふつうごく短時間しか直立姿勢を保つことができません。しかし、猿回しのトレーニングを受けたニホンザルはかなり長時間、直立して二足歩行をおこないます。これには3年近い地道な訓練が必要だとされています。
左の図は猿回しの訓練を受けたニホンザルの脊柱と骨盤を横から見たものですが、S字状のカーブ(代償性彎曲)を生じているのがわかります。
このような脊柱の彎曲は、直立歩行にかかるエネルギーを10分の1に軽減してくれると試算されています。このS字状のカーブのためには、もともと脊柱にある重要な特性が備わっていなければならないのです。
通常のニホンザルの骨格にはこのS字状のカーブはありません。ただ同じ霊長類でも腰椎部の硬いチンパンジーやゴリラにくらべ、ニホンザルや人類は腰が柔らかく前後に屈曲伸展することができます。これはオナガザル系統の霊長類にそなわった特性なのです。
人類とニホンザルの骨格をくらべると、背骨の後側の突起の向きや骨盤の大きさ、さらに胸郭の大きさや大腿骨の形状などに大きな違いがあります。
人類の直立二足歩行には、脊柱の後側で発生する下向きの牽引力、お尻の側面で大腿骨を引っ張る力、それらの基盤となる下肢の筋肉の発達が重要な役割をはたしているのがわかります。しかし、このような人類の運動能力は、生まれながら備わっているものではありません。
下の表は乳幼児の身体能力の発達をまとめたものです。わたしたちの身体は、脊柱を支える力(固定する力)の発達にともなって、まず頚がすわり、背骨をそらす力が生まれ、身体を立てて手を使えるようになります。頚から順々に脊柱を支える力を身につけ、お尻を床につけてしっかりと身体を支えられるようになって、はじめて下肢で身体を持ち上げていることがわかります。直立姿勢をとれるようになった時、わたしたちの背骨にも、猿回しのニホンザルと同じように、はじめてS字状の代償性彎曲が生ずるのです。
そもそも「頚がすわる」能力は、目で対象物を追いかける能力、他者を認識する能力などにうながされて次第に発達します。こころの発達、自我の発達が脊柱の運動能力の発達をもたらしているのです。人類にとって「立つ」ことは、まさに「自我」そのものだといってもよいでしょう。
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