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2012年09月05日

肩の痛みが実は命に関わる事があるんです! パート2

前回の続き・・・。

実は、親父の肩の痛みは一週間前から何かおかしい予兆がありました。

それは痛み止めがほとんど効かなかったこと。

うちの親父もふくめ母のほうも
高血圧、頭痛薬、胃腸薬、血液がさらさらになる薬など
数種類の薬を一回で4、5錠飲んでいて
その影響もあったかもしれません。

ですが
日に日に痛み止めが効かなくなったそうです。


実は、この症状が出る前に教えてくれたら
ここまで酷くなることはなかった。。。 ○| ̄|_
この時点で総合病院でMRIを撮ったり、血液検査などを
受けていたら良かったんです!

しかし、我慢強い?親父はそのことを言わなかったんですよね。。。


そして、入院前日。
何をしていても痛みがある状態になり
腕を少しでも動かしたら
手が震えて激痛がでていました。

ここがポイント!!!

手が震える・・・この症状が実は
筋肉が硬直し過ぎや、肩の筋肉が石灰化する五十肩とは違い
肩に膿が溜まっている化膿性関節炎の症状。

もちろん、
発熱も見分けるポイント。
また、支えても痛い、腕をぶら下げても痛い、
仰向け、横向けも痛いなど
総合的に判断します。


肩に膿が溜まる化膿性関節炎とは
ぶどう球菌や連鎖球菌などが起炎菌となります。
これらの細菌は、関節まで達するような深い傷口から侵入したり、なにかの病気やけがの治療で注射針などを関節に挿入したときにもち込まれたりという経路をたどることがあります。
たいていはほかの病気、たとえば溶連菌感染症や敗血症などを引き起こしている細菌が血液を介して運ばれ、滑膜などにとりついて増殖するという経緯をたどります。


具体的に書くと

肩が痛くて、なんらかの衝撃や運動で肩関節が
傷付いて炎症を起こした場合、

その人が糖尿病や風邪、結核など抵抗力が落ちて
外からなんらかの菌が体に入り
血液で運ばれているときに
炎症を起こしている部分(肩、膝など)で

筋肉や骨を食べて増殖し、膿みが溜まることらしいです。

この場合一番恐ろしいのが

この膿みが全身にまわってしまったら
即死だそうです(お医者さんから説明されました)。
もちろん、脳に運ばれて運が良くても
機能障害、脳障害が残ることが多いとの事。


うちの親父の場合は、
片方の肩胛骨の内側から力こぶのできる腕まで膿が溜まっていました。

手術後
出頭医からの説明では
肩胛骨の内側の筋肉と肩の筋肉が
溶けて無くなっていた
と。。。。

ココです↓
肩の痛みが実は命に関わる事があるんです! パート2

肩の痛みが実は命に関わる事があるんです! パート2
幸いなことに
現在は順調に回復していて
リハビリを受けているいます。

今回の教訓で

1年以上通って改善しないなら他の病院へいくこと
  行き慣れたから、先生がやさしいから、家から近いからなど
  本当の目的(症状の改善)がぼやけてしまって
  なんとなく通うのはどうだろう?

付き添いで誰かと一緒に行く事
  看護士さんとも話したのですが
  病院に来る人のほとんどが実は本当の気持ちを出さないらしい。
  既往歴や最近の症状など『ま~これは関係ないだろ』と思い
  伝えないらしいですが、それでは最適な治療法の妨げなる場合が
  あるとのこと。
  なので家族が付き添い、あのときはああだったとか
  本人が忘れている事を伝えた方がいい。
  (このことも後で詳しく書いて行きます)

お医者さんを信用しすぎない事
  あたりまえだけど、お医者さんにも色んな人がいる。
  痛みや苦しいのに毎回同じ薬を処方するって
  常識的に考えてどうなんでしょうか???

たかが肩こり、腰痛、膝痛とは思わない事
  今回の事は、本当に想定外でした。
  本人も家族も五十肩くらいにしか思っていなかくて
  本人は風邪をひいた事を言っていなかったので
  お医者さんも単なる五十肩と誤診して
  治療が遅くなった。
  同じ病院に5年も通って改善無しなので
  この場合は他に行って細かい検査をするべきでしたね。。
  

肩が痛くて、風邪を引いたり糖尿病を持っている方。
痛み止めが全く効かなくなってきたら
即、病院で検査を受ける事をお勧めします。

血液検査、MRI、レントゲンなど総合的に
受けて下さい。

たかが肩こりだと思っていたら
関節周囲に膿が溜まっていた・・・なんてことになったら
大事です。



仕事を3週間
週休1 8時間勤務 時給1000円
得られるはずの給料 14万4000円

入院費など15万超

トータル
 約30万~35万位の損失


沖縄なら2ヶ月分の給料が吹っ飛びますよね。。。。

家族の異変には注意してみましょう!
いつもいっしょにいるからこそ、気づけることはたくさんあるはず。
いつものことだから~なんていってたら、
実は・・・てなこともなきにしもあらず。

健康なときこそ自分のからだに
関心をもつ!
それが大病を防ぎ、家族を守ることにもなるのですから。



Posted by とまこん at 19:38│Comments(0)
 
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